- 龍形走圏(穿掌)
- 三穿掌(下盤)
- 燕子撤剪の単操
- 三穿掌(中盤)
- 小扣小擺歩の単操
- 龍形走圏(穿掌)
- 熊形走圏
- 千人在外我在中、穿花打柳任西東。(千人に一人取り囲まれて、自在闊達に穿掌を打つ)
- 好漢怕三穿。(豪傑も三穿掌を恐れる)
- 好漢頂不住三穿掌。(豪傑も三穿掌には勝てない)
- 千招不如掌一穿。(千の技もたった一つの穿掌に及ばない)
- 穿鼻刺目不客情。(目鼻を穿掌でそぐのに遠慮はいらぬ)
- 上穿下坐。(上は穿掌で下は座る)
- 金鶏撤膀
- 燕子撤剪
- 金鶏独立
また下盤は下勢があるので一見つらいように見えるが、実は下に下がりきったところで休むことができるのに対し、中盤はまったく休む暇がなく本当はこっちの方がつらいとして、以下の歌訣を教えていただきました。
- 円転如意唯中盤。(回転を自在にできるのは中盤だけである。)
- 中盤也要下腿腰。(中盤も腰腿を下げなければならない。)
- 力→勁→勢→気→神
なお、三穿掌のような母掌は、実戦の技術を考えながら練習するのではなく、自らの身体を変えるために行わなくてはならない、としながらも手法や歩法の変化による実践的な穿掌の用法を見せていただきました。穿掌の中に内包される「墊歩、跟歩、過歩、倒歩、箭歩」といった歩法も見せていただいたのですが、今回は核心となる重要なものとして「小扣小擺歩」の練習をしました。
今日の練習は最後の熊形走圏で終わったのですが、これは通常の練習が「静→気血→動」とすすめるのと逆で、「動→気血→静」とすすめたそうで、一般の運動とは異なって、最後に気血を散じないように終えたとのことでした。
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