現在、李保華老師は日本を活動の中心にされ、東京で会員制教室を開講しながら、世界中で馬貴派八卦掌を教えられています。
馬貴派八卦掌を学ばれたい方は、公式サイト:馬貴派八卦掌伝播中心を御覧下さい。

2009年1月13日火曜日

2009冬:八卦掌講習会(3)

練習メニューは以下の通りでした。
  1. 龍形走圏
  2. 単換掌
  3. 順勢掌
  4. 探掌(母掌)
  5. 単探掌
  6. 双探掌
  7. 連探掌
  8. 回身探掌
  9. 順身探掌
  10. 進退探掌
練功の進歩過程にはまったく変化のない時期と突然乱高下の進歩を始める時期とがあって、進歩のときに正しい教えにもとづいて練功しないとせっかくの苦労が無駄になるのだそうです。先人の残した次のような言葉があります。
  • 道 道高一尺 「深明要義、日久功成。」(原理を深く理解し、時間をかけて功夫を身につける。)
  • 魔 魔高一丈 「徳畜之。」(徳を積み重ねる。)
練功における前回示した二つの側面、時間をかけて練習することと癖や考え方を変えることと、上の話は連動していて、これこそまさしく性命双修(伝統的な修行の理想を説いた言葉で、大雑把な理解では、「性」=精神、「命」=肉体、となります。)であるとのことでした。

また龍形走圏の風格について、次の言葉を示されました。
  • 前秀後凶 (前の構えは美しく後ろの背中は猛々しく)※猛獣の自然な姿がまさにそうなので観察すべしとの由。

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